メディアデザインとは

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成安造形大学メディアデザイン領域では、
『メディアデザイン』という視点から教育・研究を行っています。
では、『メディアデザイン』とは何でしょうか。少し考えてみましょう。

メディアってなんだ?

タロウ

メディアデザインってなんでしょう?

花子先生

まずその前に、『メディア』とは何かよね。

エミ

メディアっていうとテレビとか新聞とか…。

花子先生

うん。そういうのをメディアっていうよね。他には?

タロウ

CDとかDVDとかもたまにメディアって言う気がします!

花子先生

確かにそうだね。
メディアって何語か知ってる?

エミ

英語ですか?

花子先生

そう。メディア(Media)はメディウム(Medium)の複数系の単語で、『媒体』と訳したりします。

タロウ

媒体?

花子先生

何かと何かを仲介するモノやコトのことだよ。

エミ

油絵に使うリンシード・オイルとかもメディウムっていいますね。

花子先生

そう。油絵の場合は絵の具を紙に定着させるのを仲介してるんだね。

タロウ

新聞やテレビは何を仲介してるんだろう。

花子先生

新聞やテレビは、情報を人から人へ伝える、情報伝達の仲介役だね。

エミ

なるほど。じゃあCDやDVDは?

花子先生

CDやDVDも基本的には同じ、人から人へ情報を伝達するための仲介役ね。

エミ

そうなると、メディアデザインっていうのは、
仲介役をデザインするってことなのかな?

花子先生

平たく言うとそうだね。でもここには色々な意味があるんだよ。

 

メディアにもメッセージ

花子先生

例えば、「電話」は一つのメディアとしてみることができます。

 

タロウ

声を仲介してますもんね。

 

花子先生

そう。私たちは普段電話でよく会話をするよね。

 

タロウエミ

はい!

 

花子先生

でも、電話での会話は、実際に会って話す会話とは少し違うよね。

 

エミ

相手の顔が見えない…。

 

花子先生

そう。会って話す場合はその人の表情や身振りを見る事が出来るけど、
電話では声だけです。
他には?

 

タロウ

うーん…。

花子先生

例えば、君が彼女の両親に結婚の挨拶で
『娘さんと結婚させてください!』
といわなきゃいけない…。

タロウ

ええっ!?

花子先生

その時に、君は両親に直接会ってそれを伝えるか?
それとも電話で伝えるか?

タロウ

2つめの選択肢ってあるんですか…?

花子先生

電話で挨拶はありえない?

タロウ

それは、電話だと失礼じゃないですかっ!!

花子先生

普通はそう思うよね。
でもなぜそう思うんだろう?

エミ

うーん。なんか薄っぺらい感じがする。言葉に重みがないというか…。

花子先生

そうだよね!
実はこの場合、電話で話す事自体にもメッセージが含まれてしまうね。

タロウ

失礼ということですか?

花子先生

そうなんだけど、電話をするという事は、
「会いにいかない=わざわざ家へ足を運ばない」
ということが伝わる。
今回の場合はとても大事な話なのに、
「家に来て話さないなんて、なんて横着なんだ!」
というような感じに捉えられてしまうでしょうね。

タロウ

なるほど…。
電話というメディアを使う事によって、話してる内容以外にも
別のメッセージが生まれてしまう
って事なんですね。

花子先生

その通り。
メディアデザインの基本は、メッセージの内容だけではなく、
その内容をどのようなメディアを使って伝えるか
(あるいはどのようなメディアを使うべきでないのか)、
ということを合わせて考えることなんだね。
また、必要に応じてメディアそのものの在り方を考え直すことも重要になってきます。

メディアデザイン領域では、印刷、写真、映像、そしてコンピュータなどのメディア技術を利用して、
どのようにメッセージを伝える事ができるのか、また、どのようなメッセージを伝えていくべきなのか。
といった問題に対して様々な視点から研究を行っています。
メディアデザイン・ラボでは、そうした様々な研究から有益な情報を広く公開していきます。

メディアデザイン領域について
写真・映像・グラフィック・CGなど、さまざまなメディアについて基礎から学び、メディアミックスによる表現の可能性を広げます。同時に、社会や文化についての思索を深め、次代に対応した新しいコミュニケーションを創造できる人材を育成しています。

カリキュラムなど詳しくは、成安造形大学公式サイトをご参照ください。
http://www.seian.ac.jp/90/area/mediadesign/

◎ メディアデザイン領域 1年次
1年次は、細かくコースは分けず、メディアやデザインについての基礎知識を広く学びます。

◎ メディアデザイン領域 (2〜3年次)コース選択
2〜3年次は、専門分野に分かれて専門教育を行います。
専門コースは以下の4コースです。

  • 写真コース
  • グラフィックデザインコース
  • アニメーション・CGコース
  • 映像・放送コース

◎ メディアデザイン領域 4年次
4年次は、専門コースで学んだことを活かしつつ、コースを横断して制作・研究を行います。
例えば、2、3年次にグラフィックデザインコースを選択していたとしても、
卒業制作において、写真・映像・アニメーションの教員の下で研究・制作できます。
領域の教員は全員が担当教員です。

教員・講師陣 (専門分野)

澤田 知子 (客員教授|写真)
大草 真弓 [web] (准教授|グラフィックデザイン)
金澤 徹 (教授|写真)
櫻井 宏哉 (准教授|映像、ビデオアート)
津田 睦美 (准教授|写真)
泊 博雅 (教授|メディアアート)
藤田 隆 (教授|パッケージデザイン)
真下 武久 (講師|メディアアート)
南 琢也 [web] (准教授|グラフィックデザイン、メディアアート)
森田 健 [web] (講師|CG、アニメーション)

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