小林はくどう先生 退任記念講演

退任記念講演

先日、2010年3月18日(木)成安造形大学にて、小林はくどう教授、人長信昭教授、伊藤 憲太郎教授の退任記念講演がありました。

3名の教授の専任教員として最後の授業(4月からは、一部の授業を非常勤講師として開講されます)になります。3名の先生はそれぞれ違った持ち味をお持ちで、どのお話も非常に面白かったです。ここでは、メディアデザイン領域関連の先生である小林はくどう先生について触れたいと思います。

僕(森田)は、1974年生まれであり、小林はくどう先生はその頃にはすでに様々な活動を展開し、大活躍されていた時期になります。ビデオインスタレーションの作品やイベント等も多く手がけられていますが、それらは、その場にいないと体験することができないものたちです。ビデオアートの先駆者として、またメディアアートの先駆者として「小林はくどう」の名前を見ることはあっても実際の作品をなかなか見る機会がありませんでした。今回、先生ご自身から、作品の紹介があり、ものすごく若い頃のはくどう先生の映像や、作品たちの記録映像を拝見することができました。送別会のときに、大林宣彦先生もおっしゃっておられましたが、それまでの「映画」とは違う「ビデオ」としての作品のあり方を考案し、実践してきた方なのだと改めて認識することができました。僕が個人的に興味を持っている事柄への回答とも受け取れる作品も散見し、それらが1970年代にすでに展開されていることを知り、自分の無知さに対する反省と、また尊敬の念を新たにもしました。そしてまた、インスピレーションももらうことができました。ちなみに「はくどうマシン」の動いてる映像を見たのはこれが初めてでした。これが、はくどうマシンか!と感動。

非常に面白い講演でした。ありがとうございました。春からもよろしくお願いします。

森田健(講師)

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