コンテストに出そう!



コンテスト情報サイト【登竜門】

作品を発表しよう

卒業制作展、進級制作展が終わり、成安造形大学は今週の卒業式を経て、また春から新学期が始まるのですが、その準備をいろいろしてる学生さんたちは多いのでしょうね。だけど、少し考えてほしいことがあります。去年1年で制作した作品についてです。個展やグループ展をするという話を聞いている人もいるんですが、それ以外の方は、作ったまま作品のことは放置してしまうのでしょうか? それはすごく勿体無いないです。

ぜひ、どこかに発表しましょう。個展などをするには、それなりに準備が必要です。映像系の人の場合、単品ではなかなか上映会というのもやりにくいということもあるでしょう。そこで、コンテストに出してはどうでしょうか。

コンテスト情報の見つけ方

コンテストは、様々な人に向けて企画されていますが、その中でも学生向けのコンテストは非常に多いんです。あちこちで募集してますが、問題は情報収集ですよね。どこで募集してるかわからない…。そんなとき、便利なWEBサイトがあります。

登竜門 http://compe.japandesign.ne.jp/

このWEBサイトは、様々なデザインやアート系のコンテスト情報を収集して配信されてます。充実した内容なので活用していきましょう。

また、大学内でもポスターなどが掲示されてますので、それらも活用してください。学生向けコンテストは大学や教員に連絡が来ることが多いです。担当教員などに聞いてみてください。何かおいしい情報を知っているかも?

コンテストの利用を考える

ただ、賞を狙って出してもいいのですが、基本的にコンテストは賞をもらえるかどうかは、ほぼ完全に受身なので出展するということ以外に作者がやることは無いようにみえます。しかし、少し視点を変えれば、有効に活用することができるはずです。

1. 作品完成の目標にする

アートやデザインなど創作系の仕事には、明確な完成というものはありません。クオリティを上げようと思えばどこまでも際限無く作り続けることができてしまいます。だから、創作活動はライフワークに成り得るのですよね。しかし、どこかで区切りをつけた方がいい場合が多いでしょう。そこで、完成期日を設けるということは、創作において有効な手段になります。大学だと合評日や提出日がその完成期日となっていますね。また、展覧会の搬入日なども完成期日になります。

これらの代わりとして、コンテストの募集締切日が使えます。このコンテストに出すぞ!と思えば、スケジュールが組めます。募集締切日から逆算して、スケジュールを組むのです。そうすると、具体的にどのような行動をしなければならないかが、見えてくるでしょう。

2. 視聴者を想定する

コンテストは作品を審査します。つまり、視聴してくれるわけです。これは、明確な観客が想定されているに等しいです。自分の好きな作家や先生が審査員をしているコンテストを選び、その人に見てもらうことを考えてみるのはどうでしょうか。あの人なら、こんなアイデアをどう見るだろう、と想像してみるのも悪くないアプローチかもしれません。

3. 募集テーマを利用する

コンテストの中には募集テーマが設定されているものがあります。本来創作活動とは、自分で問題意識をもち、その問いに向けて自分なりの答えを探すものだと思いますが、その問いを設定できていない人もいるでしょう。そんなとき、あらかじめ決められたテーマの答えを探すということで、創作のトレーニングを積むというのも、有意義な活動ではないでしょうか。もしかしたら、そのテーマについて考えているうちに、自分のテーマ(問い)が作れるかもしれませんよ。

森田健(講師)

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