いかに情報を収集するか その3

Googleリーダー

Googleリーダー

前回の記事で情報収集をする方法として、2種類のアプローチが考えられると書きました。

  • 情報をこちらから探しにいく(能動的)
  • 情報が自動的にやってくる(受動的)

さて、この2種類のアプローチを実践するのにどのような方法があるでしょうか。

実践方法にどんな種類のものがあるか

こちらから探しにいくときは、すでに探す目的や意図が存在するので、それに適合する方法をとれば良いでしょう。GoogleWikipediaで検索したり、Amazonなどで本を探したり、研究論文を探したり、詳しい人に聞いたりです。

「とは」検索と「って」検索

Google検索などで調べるとき、ちょっとしたコツがあります。有名な方法ですが、検索したい言葉の後ろに「とは」「って」という語句を加えて検索すると、その言葉を解説してくれているページが見つかりやすいです。例をいうと、「成安造形大学」という言葉を調べたいときに、「成安造形大学とは」や「成安造形大学って」などのように入力して検索するというものです。お試しあれ。

受身の情報収集

もう一方の自動的に情報がやってくるというのが今回の主題です。
こちらから探すのではなく、情報が向こうから勝手にやってくるものには何があるでしょうか。従来であれば、テレビやラジオや新聞などですね。しかし、現在のインターネットでは、これに近いものでさらに自分の欲しい傾向の情報が向こうからやってくるようにすることが可能です。その代表的なものが、RSSTwitterStumbleUponなどでしょう。いや、新聞社がやっているニュースサイトやポータルサイトやブログとかもあるだろう? とお思いの方もいらっしゃると思います。それらのサイトを巡回している方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、上に挙げたWEBサービスはちょっと性質が違うものなのです。

情報を集めてくれるサービスを利用する

RSSは更新情報を集めてくれるサービスです。このメディアデザインラボの右上の部分を見ていただきたいのですが、「RSS」という文字が見えると思います。そこをクリックすると「RSSフィード」っていうもののページにジャンプするようになってます。RSSフィードは更新情報を発信しているものです。そのRSSフィードを集めて、まとめて見ることができるものが「RSSリーダー」です。

受身的情報収集のおすすめはRSSリーダーをちゃんと活用することです。有名なものに「Googleリーダー」「livedoor Reader」があります。他にもたくさんありますので、こちらなどを参照してもらって吟味するのもいいですね。個人的におすすめは上の二つです。その利点は、WEBサービスなのでどこからでも使えるということです。外出先からでも使えます。パソコンにインストールするタイプのものも悪くはないですが、パソコンが故障したりすると悲しいことになります。GoogleがChromeOSでやろうとしているように、使用するサービスをWEBブラウザに集約していくことで、時間の効率化や手間が減らせたりすると思います。

RSSリーダーだけでもかなり情報は得られる

RSSリーダーで更新情報が得られると書きましたが、ほとんどのWEBサイトはその中身もRSSリーダーで読めてしまうのです! ここが重要なポイントです。わざわざ自分でブックマークを開いてWEBサイトを巡回せずとも、RSSリーダーに大体の内容は収納されるので、ほとんど全部RSSリーダーだけで読み終えることができます。つまり、ものすごく時間が節約できるのです。さらには、RSSリーダーはすごい速度で読める仕組みが備わっています。例えばGoogleリーダーの場合、未読フィードを開いて、次のフィードを開くときにマウスでタイトルをクリックすることで開くこともできるのですが、スペースキーを押すだけでもページが開きます。ポンポンとスペースキーを押していけば、興味の無い内容だったらバンバン飛ばしていけます。おっ!と思った記事は目を止めてじっくり読み、さらに面白そうなら実際のWEBページの方へ飛んで読む。そして、リーダーに戻ってきて続きを読んでいく、という使い方をしていくと、一日に何百というページをチェックするのもそれほど大変ではありません。僕の場合、多分一日RSSフィードを400〜500件くらい見てるのですが、そのほとんどは飛ばし読みです。普通にブックマークを使って巡回していると、こううまくはいきません。めちゃくちゃ時間がかかるので業務や学業の方に支障が出るでしょう。

口コミフィルターを活用する(Twitter)

Twitter

Twitter

しかし、RSSリーダーの限界はRSSフィードを取得しているサイトの情報しか得られないということです。もし、他のサイトに面白いネタが転がっていても、自分がチェックしているWEBサイトがその情報を拾ってくれなければ自分のところにやってきません。そこで、もっと広く違う手段も使うといいのではないかという提案です。それがTwitterです。

Twitterは最近、非常に話題になっています。サービス開始当初は日本語に対応していなかったことと知名度があまり高まっていなかったこともあり、日本人的にはイマイチな感じでしたが、今ではものすごい勢いでユーザーが増えています。

Twitterはミニミニブログとでもいったものです。140字以内のテキストしか書き込むことができないルールになっています。しかし、どんな些細なことでもどんどん書こうという風習なので、「今起きた。」みたいな個人的なつぶやきもOKとされています。また、他人のつぶやきを読むためには、「フォロー」して自分のページに登録していくのですが、誰でも気軽にどんどんフォローしようというのが暗黙のルールになっています。一人で100件を超えるフォローをしている人はザラにいます。そのくらい増えてくると、常に誰かのテキストが流れ込んでくるようになり、かなり賑やかな状態になります。さらに、あまり硬くならずフランクに書けるということが、情報交換のハードルを下げてくれています。Twitter上で流れる情報は、たくさんの人のフィルターを通してやり取りされているので、自分のところまで伝わってくるものは結構磨かれていたりします。また、その伝播速度もかなり速く、下手をするとニュースサイトより速く知ることができたりするのです。

ちょっと文章だけでは、なかなか伝わらない部分があるので、まだ試してない方は一度試されるといいと思います。Twitterのユーザーは有名人から普通の一般の方までたくさんいます。気軽にどんどんフォローしていきましょう。誰をフォローすればいいのか、と思う人もいるかと思います。有名人Twitter(ツイッター)ランキングでは、有名人のツイッター情報を配信されてるので、この辺から探していくのもいいかもしれませんね。

RSSリーダーとTwitterの両輪で受身的に情報を集める

この二つのツールはどちらも受身的に情報を仕入れることが可能になるツールです。そして、その情報の質も少し違います。どちらも無料で使用できるものですし、時間を節約でき、かつ、効率良く情報が入り込んでくるようになります。ぜひ活用してください。慣れてきたら、是非情報を受け取っているだけではなく、情報発信者になってください。ブログやTwitter上で発言することで、誰でも情報発信者になることができます。

さらに次回は、これらのツールを使って、どこから情報を仕入れるべきかという話題で書きたいと思います。

森田健(講師)

  • seian
  • このページのトップへ △