自分の本棚をどこでも使えるようにする

ScanSnap Organizer

ScanSnap Organizer

書籍の電子化のススメ

今日、ニュースサイトなどで、Amazonの電子ブックリーダーKindleが全商品の中で一番の売り上げを記録したと報じられていました。 AmazonやGoogle Bookサーチなどでも賛否両論で話題の電子書籍ですが、僕は自分の本棚にある大量の本を電子書籍化する作業をTA(クラス運営助手)さんに手伝ってもらいながら、進めています。

電子書籍化プロセス

電子書籍化っていうのは具体的に何をやっているのかといいますと…、

  1. 本の背表紙の部分を裁断機で切断し、バラバラの状態にします。
  2. 連続で読み取ることができるスキャナ(ScanSnap)で全ページをパソコンに読み込みます。
  3. ScanSnapが自動的にPDFファイルにしてくれます。
  4. ページの向きなどがバラバラになったりするので、ページを回転して修正します。
  5. OCR機能で、文字をテキストデータに変換させて、検索できるようにします。
  6. 完成。

こちらに動画で動作の様子が紹介されています。
「ScanSnap S1500/S1500M」の新機能をチェック!

最初は雑誌から

以上のような工程を経て、一冊の本がPDFデータとなってハードディスクに保管されていきます。本は背表紙を切り取ってバラバラになってるので、残念ですが捨ててしまいます。この本を捨てるという行為は、最初は勇気が必要なんですが、慣れるとガンガン捨てられるようになります(笑)。なぜなら、本の中身はデータとして一生残せるわけですから、別に構わないのです。僕がほしいのは知識であって紙ではありません。雑誌などは、そのうち捨てる運命ですから、何の躊躇もいらないですね。まずは、手元に散在している雑誌から始めるのをオススメします。やはり中には、本の形で持っておきたいものもありますからね。

電子書籍化のいいところ

さて、なぜ、こんなことをするのかといいますと、まず、第一に便利だからです。データに変換すると、どこでも本棚が手元にある状態にすることができます。仮に本棚の本を全部PDF化したとしましょう。すると、何GBのデータ量になるかは人それぞれですが、僕の場合、全部PDF化するのは無理ですが、電子化したい本をすべて処理しても30GBもあれば、だいたい大丈夫です。すると、現在発売されているUSBメモリに十分入ります。32GBじゃ足りない!って人も今は64GBのものも出てきてますから、そちらをどうぞ。

軽くて小さい100円ライターほどのものに本棚が入れられるわけですから、どこにでも自分の所有する知識を持ち歩けるのです。USBメモリなら余裕でポケットに入ります。さらに、Amazon KindleやiPhoneのような携帯デバイスがもっと軽くて読みやすく、携帯性のいいデバイスに進化すれば完璧ですね。非常にスマートに知識を携帯できるようになります。

また、こうして電子書籍化していくと副次的な効果として、本棚が空くようになるので、新しい本を気兼ねなく買うこともできますし、部屋も片付けやすくなるでしょう。引越しをするときも荷物が激減するので楽チンです。

さらに素晴らしいのは、OCR機能によるテキストデータ化です。電子書籍化はただ画像としてページを保存するだけではなく、文字を解析してテキストデータに変換し、中身の文章の検索ができるのです。しかし、このOCRの機能はまだ発展途上なので、あまり期待しすぎると残念な気持ちになることもありますが、無いよりはいいです。自分の欲しい情報を本の中から素早く見つけられる可能性が高まります。

ScanSnap

このような、本を電子書籍化するのに便利なスキャナは、上に何度か書きましたが、ScanSnapという商品です。連続して大量の書類を読み込みPDFファイルとして、一つのデータに保存してくれます。読み込み速度がかなり速く、添付されているソフトウェアもよくできていてスキャナ本体との親和性もいいと思います。個人的には、最近購入した機械の中で非常に満足度の高い商品です。

これからの新しいメディア

何かScanSnapの販売員のような記事になってしまってますが、個人的にかなり革命的なものといっても差し支えありません。日本では他先進国と比べて導入が遅れそうな電子書籍ビジネスですが、一足先に電子書籍という新しいメディアとの出会いを体験してみませんか?

さらなる情報は

「ScanSnap」などで検索するといろいろ見つかります。本をバラすためには、裁断機も必要です。分厚い本だとカッターナイフでは歯が立たないため、ゴツい裁断機が必要だったりします。整理HACKS!—1分でスッキリする整理のコツと習慣 (単行本) 小山 龍介 (著) にも詳しく書かれています。

バックアップは絶対してね

最後になりますが、自分の所有する本は非常に重要です。消えてしまったときに失うものは計り知れません。複数の記憶媒体にバックアップもお忘れなく。

森田 健 (講師)

  • seian
  • このページのトップへ △